2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞 入選GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2022
Honorable Mention
Category
場のデザイン
受賞番号
22NHA020015
Title
東池袋、木密に連鎖するトップライト
受賞者
菊池 悠太(東京電機大学大学院未来科学研究科建築学専攻)
作品の概要
東池袋5丁目に残る木造密集街区を対象に、東京都に多在する「木造密集地の随時的な更新手法の発見」を目的としたケーススタディを、「トップライトを利用した22棟の改修」で行った。経済合理的な木密の大規模な都市開発の代替として、縮小傾向にある都市において適切で段階的に建て替わる新たな更新手法を、トップライトを用いて提案する。
審査委員による評価コメント
木密地域を更新していく手段として、何か一つのキーワードで切り取っていく良い案だと思う。また、木密地域の密集しているからこそ起きる相互の関係性を、共同的トップライトと名付け、様々な光の入れ方を提案している点も評価したい。ただ、俯瞰してみた時にバラバラに見えてしまう点が、せっかく色々な操作をしているのに残念である。細かく見る視点と俯瞰して見る視点と両方を行き来した案を見てみたい。