2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞 入選GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2026
Honorable Mention

Category
場のデザイン
受賞番号
26NHA020003
Title
“転写”する住まい
受賞者
山口 篤(早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻)
飯島 隆也(早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻)
髙部 佑輔(早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻)
平井 琳大郎(早稲田大学大学院創造理工学研究科建築学専攻)
作品の概要
大阪市空堀の木密地帯における集落再編計画。街区内部に密集する町家の間仕切壁を基準に段階的に減築し、クラスターを形成する。既存不適格路地を内包すると同時に、外部化した間仕切壁を耐火壁へ転用し、延焼防止帯を形成する。次世代や集落外への更新を促すストックとしても機能し、持続的に材が流転することで、空堀の暮らしが転写される。
審査委員による評価
一度減築することでスペースを開き、その前後の関係をつくる。4軒の残された家の路地と外部化された構造壁をきっかけに人の居場所が生まれ、そこから「この場所には次に何が必要なのか」という話し合いが生まれ、建築が持続的に自走しながら構築・再構築されていく。そのプロセス自体を建築として提案している点が興味深いと感じた。