2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞 入選GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2026
Honorable Mention

Category
仕組みのデザイン
受賞番号
26NHA040030
Title
触覚フィードバックを用いた焼肉体験における感覚情報拡張の提案 『焼肉奉行トング』
受賞者
清水 透和(東京工科大学大学院デザイン研究科デザイン専攻)
作品の概要
焼肉の際にトングが振動し肉の焼き具合がわかるデバイス体験提案。色覚特性者や焼肉に慣れていない人を含む全ての人のためのデザインです。カメラとAIで網上の肉の焼き具合をリアルタイム解析し、トングで肉を掴むと焼き加減に応じた振動を手に伝え、自分で焼く楽しさや没入感を損なわずに誰もが最適な食べ頃を判断できる提案です。
審査委員による評価
「現状をより良くする」というデザインの本質を示している好例である。日常の中で「こうなったらいいな」を緻密に検証してインクルーシブUXへ落とし込んだ点が素晴らしい。特に単なる補助にとどまらず、ジュー感を感じられる振動システムなど、誰もが対等に食の楽しさを享受できるよう細部まで配慮された思いやりのあるデザインが高く評価された。発明は日常への鋭い眼差しから生まれるものである。今後の活躍に大いに期待したい。