受賞発表
10/31
GOOD DESIGN
NEW HOPE AWARD 2024
受賞発表
10/31

2023年度グッドデザイン・ニューホープ賞 受賞結果

GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2023 Award Winners

GOOD DESIGN
NEW HOPE AWARD 2023
Award Winners

応募総数415点の中から、78点が受賞しました。
そのうち各カテゴリーの上位2点、合計8点が優秀賞として
最終審査に進みました。
2023年11月18日に、優秀賞8組による最終審査会を開催し、
最優秀賞1点が決定しました。

受賞作品

Grand Award/最優秀賞 1点

Excellent Award/優秀賞 7点

Honorable Mention/入選 70点

物のデザイン

場のデザイン

情報のデザイン

仕組みのデザイン

 

審査委員総評

齋藤 精一
審査委員長
齋藤 精一 氏
審査委員長 齋藤 精一 氏

第2回のNEW HOPE AWARDを受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
“当たり前“に疑問を持つことは、とてもむずかしいことです。
これからの社会にNEW HOPE:新たな希望をもたらすアイデアは、社会の型にはまる前だからこそ生まれることが多くあります。
それがもしかしたら生涯続ける道になり、それが社会の希望となることもあると思います。今回の受賞を通して自分のアイデアをたくさんの人に伝え、会話し、共創し、更に強いデザインにしていただくことを心から期待しています。

永山 祐子
審査副委員長
永山 祐子 氏
審査副委員長 永山 祐子 氏

ニューホープ賞でも、今年のグッドデザイン賞の方向性をまるで予言するような作品が多く並んだのが印象的でした。ターゲットは決してマスではなく、社会の中ではニッチな部分に光をあて、イシューへの解決策もとても繊細です。ローカルやマイクロイシューに対しての意識の高さはより新しい世代に浸透している価値観であること、そのムードが今の社会、デザインの世界に広がっていることを再認識しました。様々な分野の協業での解決方法もとても現代的です。このピュアな原動力をそのまま実社会においても持ち続けてほしいと感じました。

最終審査/受賞祝賀会

8組の優秀賞受賞者によるプレゼンテーションを行い、最終審査を実施しました。審査委員は、新しい未来を拓くデザインであるかどうかを中心に議論を重ね、最優秀賞1点が決定されました。最優秀賞は、項 雅文さん(武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科)の「代替を超えるバイオ素材ー生えるおもちゃMYMORI」に決定しました。

最終審査会の様子はこちらからアーカイブ動画をご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=MtnPpBqDY7A

最終審査会

受賞作品発表

受賞祝賀会

受賞者向けプログラム

受賞特典として、以下のプログラムを実施する予定です。これは賞創設の目的でもある「デザインを学び将来のデザインを担う立場にある世代を支援していくこと」を請けて企画されました。受賞した優秀な人材に対し、さらなるスキルアップとネットワーキングの機会を提供するものです。

● 2023年度グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」への出展

グッドデザイン賞の受賞展において、グッドデザイン・ニューホープ賞の受賞作品の全件を紹介しました。

会 期:2023年10月25日〜10月29日
時 間:11:00〜20:00(10/28は21:00閉場・10/29は18:00閉場)
場 所:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1・地下鉄六本木駅直結)

●「デザインの現場」見学会

普段は窺い知る機会の少ない企業のデザイン・スタジオや、建築や街づくりの現場を訪問し、第一線で活躍するプロのデザイナーやデザイン部門、建築家などが実際にどのような活動を行っているのか、どのような日常を過ごしているのかについて理解を深める機会とします。

富士フイルム株式会社 CLAYスタジオ

日 程:2023年12月21日
企業のデザインセンターの新たな活動として、会社を超えたクリエイターとの交流を活性化し、新たな創造を生み出すCLAYスタジオ。「事業×デザイン」「研究×デザイン」のハブとして、どのようにデザインに取り組んでいるのかについて、お話いただきました。

建築家・西川日満里氏と巡る下北沢の街づくりを学ぶツアー

日 程:2024年5月11日
小田急線の地下化で生まれた世田谷代田駅~下北沢駅~東北沢駅の線路跡地に誕生した新しい商店街「BONUS TRACK」。その設計を手掛けたツバメアーキテクツの建築家・西川日満里氏のレクチャーを聞き、実際に街を歩くツアーを開催しました。

● フォローアップ・ゼミ(本項のみ応募者も参加可)

参加者のみなさんに今回本賞に応募した作品について簡潔にプレゼンしていただき、本年度の審査委員からレビューやアドバイスをいただきました。議論を通して、作品やデザインについてさらに深掘りしたり、新たな視点を得たり、皆で考える機会となりました。
日 程:2024年1月27日・2月17日

● デザインワークショップ

講 師:原田 祐馬氏(アートディレクター/デザイナー|UMA/design farm 代表)
日 程:2024年2月24日・3月9日
対話をメインとした、デザインの解像度を高めるためのワークショップ。「デザイン」は誰のためのものなのか、その「デザイン」がなんのために必要なのか、「デザイン」に求められていることは何か、をワークショップと対話で考え、参加者同士の交流も促進します。

● 東京クリエイティブサロンへの出展

2024年3月14日〜3月24日に東京都内各所で開催されるクリエイティブ・イベント「TOKYO CREATIVE SALON 2024」の六本木会場として、日本デザイン振興会ロビーにて優秀賞8組の展示を行いました。

応募に関する問い合わせ

応募に関する問い合わせ

事務局: 株式会社JDN グッドデザイン・ニューホープ賞事務局

事務局: 株式会社JDN

グッドデザイン・ニューホープ賞事務局

メール: newhope_award@g-mark.org

その他の問い合わせ

その他の問い合わせ

主催者: 公益財団法人日本デザイン振興会
メール: newhope_award@g-mark.org

公式Instagram