受賞発表
10/31
GOOD DESIGN
NEW HOPE AWARD 2025
受賞発表
10/31

2025年度グッドデザイン・ニューホープ賞 受賞結果

GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2025 Award Winners

GOOD DESIGN
NEW HOPE AWARD 2025
Award Winners

応募総数668点の中から、115点が受賞しました。
そのうち各カテゴリーの上位2点、合計8点が優秀賞として
最終審査に進みます。
2025年12月20日に優秀賞8組による最終プレゼンテーション審査を行い、
最優秀賞1点が決定します。

受賞作品

Grand Award/最優秀賞 1点

12月20日に決定します。

Excellent Award/優秀賞8点

Honorable Mention/入選 107点

物のデザイン

場のデザイン

情報のデザイン

仕組みのデザイン

 

審査委員メッセージ

齋藤 精一
審査委員長
齋藤 精一 氏
審査委員長 齋藤 精一 氏

4年目となるグッドデザイン・ニューホープ賞を受賞された皆様、おめでとうございます。
初回から掲げてきたテーマ「出会いたい。これからの世界をつくる新しい才能たちと。」の通り、今年も多くの新たな才能と作品に出会えたことを大変嬉しく思います。今年は、「デザインにとっての自由」を意識しながら作品を見ていたのですが、受賞作品の数々を前に、デザインの自由とは「選択肢の多さ」ではないかと感じ入りました。選択肢とは、作り手のもの、受け手のもの、さらには社会実装の仕組みにおけるものなど、多岐にわたります。現在、社会に定着しているデザインは、元来そのような選択肢が自然に存在していたのかもしれません。何らかの仕組みに初期設定を与えることがデザインですが、ニューホープ賞の審査を通じて、改めてデザインが持つ本質的な「自由」を再認識することができました。私自身、これからもこの視点を心に留めていきたいと思います。
応募されたすべての皆様の今後のご活躍を心よりお祈りしております。

倉本 仁
審査副委員長
倉本 仁 氏
審査副委員長 倉本 仁 氏

グッドデザイン・ニューホープ賞の受賞、本当におめでとうございます。
どの作品からも、自分の言葉で社会に語りかけようとする姿勢や、「こんな未来があったらいいな」という思いが伝わってきて、審査しながらとても嬉しい気持ちになりました。多様な視点から生まれた提案は、これからの社会に新しい可能性を拓く力を持っていると思います。デザインは、誰かの困りごとに寄り添ったり、世界の見え方を変えたりできる、すばらしい手段です。これからもぜひ、自分らしい視点や感じたことを信じて、自由に、のびのびと、デザインを楽しんでください。

永山 祐子
審査副委員長
永山 祐子 氏
審査副委員長 永山 祐子 氏

このたびはご受賞おめでとうございます。
私が審査を担当して今年で3年目となりますが、ニューホープ賞では毎年グッドデザイン賞とは違った気づきを得ることができます。いくつかの特徴を挙げると、まず一つ目はそれぞれの応募作品が発案者のパーソナルな感情を原動力に作られていることです。その強い思いに心を動かされます。2つ目はアイデアの種を等身大の眼差しの中で見つけていることです。私たちがつい見過ごしてしまいそうなニッチな声にきちんと耳を傾け、当事者に近い位置でリサーチした中から生まれていることに驚かされます。そして3つ目は経済原理の中では消されてしまいそうなアイデアを実装まで漕ぎ着けていることです。
ピュアな思いがそのまま形になっていて未来への可能性を感じさせてくれました。今後ますますのご活躍を期待しております。

最終審査/受賞祝賀会

2025年12月20日実施予定

受賞者向けプログラム

受賞特典として、以下のプログラムを実施する予定です。これは賞創設の目的でもある「デザインを学び将来のデザインを担う立場にある世代を支援していくこと」を請けて企画されました。受賞した優秀な人材に対し、さらなるスキルアップとネットワーキングの機会を提供するものです。

● 2025年度グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」への出展

グッドデザイン賞の受賞展において、グッドデザイン・ニューホープ賞の受賞作品の全件を紹介しました。

会 期:2025年11月1日〜11月5日 11:00〜19:00(11/1は13:00開場、11/5は18:00閉場)
場 所:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1・地下鉄六本木駅直結)

●「デザインの現場」見学会

普段は窺い知る機会の少ない企業のデザイン・スタジオや、建築や街づくりの現場を訪問し、第一線で活躍するプロのデザイナーやデザイン部門、建築家などが実際にどのような活動を行っているのか、どのような日常を過ごしているのかについて理解を深める機会とします。

● フォローアップ・ゼミ(本項のみ応募者も参加可)

参加者のみなさんに今回本賞に応募した作品について簡潔にプレゼンしていただき、本年度の審査委員からレビューやアドバイスをいただきました。議論を通して、作品やデザインについてさらに深掘りしたり、新たな視点を得たり、皆で考える機会となります。

● デザインワークショップ

講 師:原田 祐馬氏(アートディレクター/デザイナー|UMA/design farm 代表)
対話をメインとした、デザインの解像度を高めるためのワークショップ。「デザイン」は誰のためのものなのか、その「デザイン」がなんのために必要なのか、「デザイン」に求められていることは何か、をワークショップと対話で考え、参加者同士の交流も促進します。

問い合わせ

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主催者: 公益財団法人日本デザイン振興会
メール: newhope_award@g-mark.org

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